キャプテン・レックスのスター・ウォーズまとめブログ

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小説 暗黒の潮流 上

今回は暗黒の潮流の上巻を紹介します。
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前回の「新たなる脅威」はこちらから↓
(上巻)
https://captainrex.hatenablog.jp/entry/2019/01/03/130042
(下巻)
https://captainrex.hatenablog.jp/entry/2019/01/05/130008

 

作者はマイケル・A・スタックポール。「新生ローグ中隊」なども手がけています。
そして訳はレジェンズ小説でおなじみ、富永和子さんです。

 

小説について
この小説は2000年発行のもので、前作の新たなる脅威に続き、レジェンズ小説 ニュー・ジェダイ・オーダー・シリーズの 2作目、本国では今作と次作と合わせ「暗黒の潮流」二部作です。
2000年のため、エピソード1公開の翌年、アナキン・スカイウォーカーの活躍とアナキン・ソロの活躍にファンみんなが期待していたと思います。

本国でのタイトルは「Dark Tide Ⅰ:Onslaught」。
時系列は25ABYです。

 

登場人物
今回は
ルーク・スカイウォーカー
• レイア・オーガナ
ハン・ソロ
ジェイナ・ソロ
• ジェイセン・ソロ
• アナキン・ソロ
• マラ・ジェイド
たち家族とそのドロイド
R2-D2
C-3PO

• ランド・カルリジアン


• コラン・ホーン
• ガナー・リゾード
• ダニ・クイー
たちジェダイなどのフォース感応者、
• ギャヴィン・ダークライター大佐
• トレイスト・クレフェイ提督
たち新共和国軍の人物、
ボークス・フェイリャ議長
• エレゴス・アクラ議員
たち新共和国の議員などが主に出てきます。

 

表紙
表紙はこちらもレジェンズ小説でおなじみの長野剛さんが書いており、ルークやマラ、レイアなどがメインで描かれ、後ろにユージャン・ヴォングの戦艦と戦うローグ中隊が描かれいます。

それでは中で書かれている内容に。


内容
前回は各章ごとに書いたりしましたが、今回も同じような感じで行きます。

 

プロローグ
とある海賊団が帝国相手に襲撃しようとしたが、逆に別銀河から侵略してきたエイリアン、ユージャン・ヴォングに襲われ、どうにか逃げる。

 

1

レイアは新共和国の元老院ホールで、元首のフェイリャやたくさんの議員の前にユージャン・ヴォングの危険性を訴えるために戻ってきた。しかしジェダイの言い掛かりやら元首の座を奪おうとしているやら言われ、助けを得られなかった。しかしエレゴス・アクラがレイアとともに現地に行き、調査をすることになった。


2

ローグ中隊の隊長のギヴィンはもちろられた情報を元にユージャン・ヴォングとの戦いのシミレーションをし、負けてしまう。ギヴィンはクレフェイ提督に呼び出され、アウター・リムに海賊討伐という名目で調査に行くことになった。


3

ルークはジェダイ聖堂のあるヤヴィン4に全てのジェダイを集めた。ルークはジェダイ・ナイトやマスターたちにユージャン・ヴォングに対してどうするかを話したが、キップ筆頭の「ユージャン・ヴォングに反撃」派はとルークの「ジェダイは守護者派」に分かれていた。


4

レイアはコルサントで旅立ちの準備をしていたが、そこにチューバッカの死ですっかりやつれていたハンが現れた。ハンは特殊な記憶力を持つアクラにどうすればいいかを聞いたがいい答えはもらえず、苦しみを紛らすために暗黒街のタップカフェなどに向かった。


5

ルークはジェイナにユージャン・ヴォングから逃げ延びた科学者 ダニを拾いレイアと合流する命令を、アナキンにマラのダントゥインでの休養の付き添いを、ジェイセンにはルークとともにベルケイドンへの調査を、最後にコランとガナーにビミエル大学のチームの回収を命じた。


6

コランとガナーは任務への出発前から任務への考え、ジェダイのあるべき姿などで言い争っていた。


7

ルークは病気で弱っているマラの元へ行き、アナキンとダントゥインへ行ってもらうことを話した。


8

ローグ中隊やクレフェイ提督の〈ラルルースト〉とある星系でユージャン・ヴォングの調査のために向かった。そこでプロローグで登場した海賊団と出会い、戦闘が起こった。戦闘は中断され、海賊団の船長は〈ラルルースト〉に呼び出され、ユージャン・ヴォングによる襲撃の情報を与えることになった。


9

レイアとジェイナ、ダニ、アクラはアガマーに向かい、そこでユージャン・ヴォングの脅威を訴え助けを求めた。そして新共和国の元老院の時とは違い、援助をもらうことを約束した。


10

コランたちはビミエル近くに到着した。そして壊れた通信衛星を心配しながら地表にたどり着き、砂嵐の中、謎の生物に襲われながらどうにか大学のチームの元へたどり着いた。


11

ジェイセンたちはベルケイドンにつき、怪しまれないよう自然の物体のように着陸した。元研究所の場所は蔦に覆われ、機械などが破壊されていた。


12

アナキンたちもダントゥインにたどり着いた。アナキンはフォースで何もかもしようとしたがマラの話からジェダイのすべきこと、フォースの使い方などを教えられ、極力フォースを使わず、自分の限界を知ることにした。


13

ガナーたち派大学のチームたちに紹介をしたが、あまり良く思われなかった。だが、リーダーとご覧に関わりがあるなど、多少は良かった。ガナーたちこの惑星の気候や生物などを教わった。さらにユージャン・ヴォングの死骸があることも知った。


14

ベルケイドンの研究所内では機械がめちゃくちゃに破壊されていた。そして偵察でユージャン・ヴォングたちが人間などを奴隷としてコントロールし、彼らの宇宙船、コーラルスキッパーなどを育てているのを見つけた。さらに逃げ出した奴隷に対しユージャン・ヴォングたちが暴力をし、殺すところを見かけた。ルークたちは助けることをせず、研究所に戻っていった。


15

ローグ中隊は海賊団が襲われた場所に向かい探査をすることにした。しかし残っていたコーラルスキッパーの襲撃で二人を失い、一人が脱出した。


16

レイアたちはランドもまだいるデュブリリオンに舞い戻った。レイアはランドから何度も襲撃を受けていたと言う報告を受けた。その間、ジェイナたちは親の仕事とこの運命について話した。


17

ガナーたちはこの惑星にユージャン・ヴォングがいると予想し、偵察に行った。ここでも人間たちが奴隷としてコントロールされ、働かされていた。


18

ジェイセンは目を開け、寝ながら見たヴィジョンを元にルークたちには言わず、一人で奴隷たちを救いに行った。しかし奴隷たちは助けを受けず、ユージャン・ヴォングの兵士が現れる。ジェイセンは応戦をしたが、ヴィジョン通りに行かず水の中に倒れた。


上巻はこんな感じです。下巻ではハンを除く ソロ家 スカイウォーカー家などがダントゥインに集まり、ユージャン・ヴォングとの戦いが起こったりします。

 

追記

下巻

https://captainrex.hatenablog.jp/entry/2019/01/07/130045