前回の続きで今回は下巻を紹介します。
上巻はこちらから↓
https://captainrex.hatenablog.jp/entry/2019/01/03/130042
第14章
キップのスターファイターではアストロメク・ドロイドが昆虫のような生物の金属を溶かす液体とハサミにより破壊された。そしてキャノピーやイオン・ドライブまで失った。しかしフォースを使いシールドを張り、ハイパージャンプをこまめに短くすることでデュブリリオンまでの途中にあるサーンピダルに向かった。
ダニ・クイーは氷に囲まれたドームにいた。そこにとられられたミコも閉じ込められた。ミコはジェダイであることを明かしそこから出ようと決めた。
ダガラはノム・アノアへこの前のキップたちの攻撃の状況を報告した。ミコがジェダイであることを察知しており、彼の意思を砕くことにした。
ダニとミコは部屋に入ってきたユージャン・ヴォングたちを攻撃した。しかし戦士たちの方が強く、逆に追いやられてしまう。どうにか戦士たちを撃退しダニたちはクローキング生物を奪い取って逃げ出した。だがダガラはそれを予見して待ち構えていた。2人は捕まった。
第15章
ハンたちはサーンピダルに到着し、荷物を降ろし始めた。そこでは人々が"トシ=カル"と言い逃げ惑っていた。とある老人がそれは軌道を回っている月だと説明した。しかし、普通ではなく早く周り、時間を追うごとに早くなっていた。ファルコンは人々が勝手に乗り込み逃げようとしたがチューバッカとアナキンのフォースで追い出し、月の偵察に行った。そしてあと7時間で墜落すると導き出したが、月には仕掛けがなく理由がわからなかった。ファルコンは地表に戻り、ハンとチューバッカは人々を誘導し、アナキンは原因を探りに行った。
第16章
ルークとマラはベルケイドンに到着した。ルークは調査の船を送るように要請して帰ろうとしたが、マラに説得されステーションに向かうことになった。
ステーション内では残ったユージャン・ヴォングの戦士、ヨミン・カーが武装して待ち構えていた
ルークとマラ、R2は<ジェイズ・セーバー>を出た。甲虫がたくさん死んでいて門には血が付いていた。R2は情報をダウンロードし、ルークたちは施設内を見に行った。ヨミン・カーはR2に襲いかかろうとしたがその悲鳴でマラが駆けつける。マラがヨミン・カーと対決し、どうにか勝利する。2人と一体は情報をダウンロードし、見つけた生物たちを持って帰ろうとした。そして科学者たちが発見したものをルークたちも見つけヘルスカ星系に向かうことになった。
第17章
アナキンはランドスピーダーに乗り走っていた。そして山脈の中に月を引っ張っている原因を見つけた。アナキンがブラスターで撃ったが、それは逃げてしまった。
ダガラはサーンピダルに兵を送り込んだ。
ハンがアナキンを<ファルコン>で迎えに行き戻ってきたが地震などでドッキング・エリアは無くなっていた。しかしそれでもハンたちは人々を救おうとした。少し離れたところで小型シャトルが崩れた残骸で埋まり、動けなくなったのをチューバッカの怪力とアナキンのフォースで助けた。しかしもう残り時間が少なくなっていた。強風で<ファルコン>に戻れなくなったアナキンはチューバッカに投げられどうにか戻ったが地面のうなりでチューバッカが飛ばされてしまう。2人はチューバッカを探し助けようとしたが火の玉となった月が落ちてきた。アナキンはチューバッカを助けると、<ファルコン>ごとダメになってしまうと判断し、空に向かってスロットルを全開にした。
ここからは、小説のをそのまま書き取ります。
ハンは見た。傷だらけで血まみれのチューバッカが、どうにか立ち上がり、瓦礫の山に仁王立ちになって、落ちてくる月に向かい、両腕を上げて挑むように吼えるのを。この光景は一瞬にして遠ざかったが、ハンの目はその場に釘付けにされたままだった。この相棒の最後の瞬間は、彼の頭に焼きついた。そしてそれから、ドビードが街にめり込み、最後の大激変が始まるのが見えた。昇格路が突然上がり、収納の場所におさまった。そして次の瞬間、<ファルコン>は月の墜落がもたらした衝撃波を食らって吹っ飛んだ。自分や他の人々の危険さえ、今のハンの頭にはなかった。息子のことさえ忘れていた。彼の頭にあるのは、目に焼き付いているのは、とうていかなわなぬ大いなる敵に向かって拳を振り立てるウーキーの、悲劇的な姿だけだった。ウーキーにはふさわしい雄姿。だが、これは引き裂かれたハンの心を繕う役には立ってくれなかった。
第18章
<ジェイズ・セーバー>はヘルスカ星系につき、ルークはその後部倉庫にあるXウイングに乗り込んだ。マラは太陽の裏に隠れ、小回りの効くルークの方が偵察に向かった。ルークはヘルスカ4の地表付近まで近づいた。
サーンピダルでは駆け寄ったさまざまな貨物船やシャトルが宇宙空間を飛んでいた。アナキンはハンに111隻の輸送船がいることを伝えたが、ハンはアナキンに攻め立てた。「お前は彼を捨てたんだぞ」この言葉はアナキンをパンチより痛烈に打った。偉大なるハン・ソロは哀れで、打ちひしがれた、抜け殻のようになっていた。
ルークは未知のエネルギーにより、引っ張られていたがシールドをつけ、それがとられるのと同時に魚雷を出し、機体の代わりに引っ張らせることでどうにか逃れた。しかし、右エンジンが先ほどので止まってしまい、魚雷も使い果たしてしまったが、敵の戦闘機が無数に向かってきていた。
ハンたちはランドがいるデュブリリオンに向かおうとした。が、ユージャン・ヴォングの放った巨大な甲虫により、船が次々と壊されてしまう。ハンはキップの壊れた船を見つけた。
ルークは奇妙な形をした戦闘機を相手にシールドのない船でどうにか応戦した。
キップを助けにハンたちは向かったが、昆虫のむれが迫ってきた。アナキンは<ファルコン>の上部砲塔に登り、撃ち始めた。だが、数が多すぎて船体についてしまう。アナキンはキップのXウイングにケーブルを放ち、引っ掛けた。さらに船内の電気を切り、そのケーブルを船体外部に触れさせ、電気を流すことで昆虫を感電死させた。
ルークはだんだん厳しい状態になっていたが、<ジェイズ・セーバー>が迎えにきてくれ、ヘルスカからのデュプリリオンに帰るコースをとった。
キップは生きており、ハンは彼から昆虫について聞き出した。そしてユージャン・ヴォングの本隊と思われる信号がスクリーン現れた。ハンたちはハイパードライブのない船を他の船に牽引させ、ハイパースペースにジャンプした。
第19章
ハンたちはデュブリリオンに到着し、ランドから武装について聞いた。ハンはランドに怒りを爆発させようとしたが説得され押さえた。ハンはレイアに聞かれ、「アナキンはチューイーを見捨てた」といった。
アナキンも双子の兄弟ののジェイセンとジェイナと話していた。アナキンは自分が正しいことをしたとわかっていたが悲しんでいた。そして泣いた。
デュブリリオンから多少近い位置に<リジュヴェネイター>という戦艦がいることがわかったが、それを待つより敵が来る方が早いとわかり、デュプリリオンで敵と戦うことになった。ハンとレイア、キップは<ファルコン>で、子供達3人はベルトイコールでランナーからエネルギーを供給される戦闘機で出撃した。<ファルコン>は大気圏外で戦い、子供たちはシールドが効く大気圏内でになったが、シールドがなくなり、ハンたちの助けに行く。
<ファルコン>や、さまざまな戦闘機が応戦するが、どんどんやられてしまっていた。そこに子供達も到着する。ハンに戻れと言われるが、無視して飛び出していく。そして的を引きつけるためにあのランドズ・フォーリーにシールドなしで入ってしまう。
3人の子供たちはフォースに浸りって飛び、敵はどんどん小惑星にぶつかって消えていく。そしてそれを保てなくなりアナキンはハイパースペースに逃げた。
敵は星系の端の方に退却していった。ジェイナ、ジェイセンは<ファルコン>の方に戻り、アナキンのことを説明した。ハンは2人に残るように指示し、アナキンを探しにいった。
第20章
ジェイセン、ジェイナはデュブリリオンに戻り大歓迎を受けたが、アナキンのことが心配でそれどころではなかった。ジェイセンはアナキンがああいう風にフォースを使ったことにより、それに対する考え方を考え直された。
アナキンも一人で色々と考えていた。ジェイセンが普段からいうようにうちに向けていれば最後までつながりを保てたと。そして双子のことを心配していた。
ダガラはヘルスカに戻り他の司令官と話していた。今度は援軍の戦艦がくると予想し、それをおびき出すということになった。
<ミレニアム・ファルコン>はデュブリリオンを離れ、星系を後にしていた。ハンはあんな子に育てたつもりはないといったが、C-3POは「ですが、そうした冒険は、これまでかなりの確率で成功しーー」と言われたハンに睨まれ、レイアはホスの戦いで小惑星帯に逃げ込んだことを言った。ハンは大体の方向にコースを取ろうとしたが、レイアはアナキンの声が聞こえるとそれを止めた。
第21章
<ジェイズ・セーバー>はデュブリリオンに到着し、ランドはルークに街の外に落ちていた宇宙船を見せた。それは、パイロットが死んでいるのに生命が探知できた、つまり生きているという。パイロットはマスクをつけていた、それが船との接点でルークがつけてみることになった。しかし、その言語がわからず、C-3POを待つことになった。
マラとルークはチューバッカが死んでしまったことを告げられた。涙を流し思い出に浸り、悲しんだ。
ルークは残されたものなどから、敵の基地がヘルスカ4の氷の下の冷たい水の中にあると予想し、それを破壊する必要があるといった。ランドはいろいろな場所で採鉱してきたため、氷を掘るのに必要な機械も持っていた。
レイアはアナキンの声を聞き取り、アナキンの目を通して周囲の星座を見て取りそこに向かった。そしてアナキンのTIEを回収した。両親はアナキンの無事を心から喜んだ。
C-3POはこの前の謎の言語を翻訳した。しかし、その言葉と似たものをを使っていた種族は300年以上前に絶滅したという。そして謎の宇宙船生物にC-3POを乗せ、それの名前がコーラル・スキッパーであることなど、様々なことを知った。
第22章
ランドの採鉱用のスタライス・シップのそばでルークとマラはどうやっていくのかを話し、ルークが中に、マラが輸送船に乗ることになった。
二人の話をこっそり聞いていた三兄弟は病気のマラのこともあり、こっそり代わりに行くことにした。ジェイナが輸送船、ジェイセンがスタライス・シップに。
ルーク ハン レイア ランドたちは集まり、作戦を検討していた。そして、これから到着する<リジュヴェネイター>の艦長も映像で参加した。艦長は敵の戦力をなめ、勝手にすぐに行くことを決めてしまった。その時、窓の外で双子の乗った輸送船が出発してしまう。R2に残して双子の連絡で何があったかを知った。残る人立ちも計画が狂わないように、早速出発した。
双子は太陽の陰に隠れヘルスカ4に到着した。ジェイナを信じ、ジェイセンは惑星にむけ発射された。そして防護服の代わりの生物、ウーグリス・クローカーをつけ、呼吸器の代わりの生物、ヌリスをつけた。ジェイセンは地表付近にたどり着いたが、敵のコーラル・スキッパーに見つかってしまう。だが、作戦通り装備されている爆弾で穴を掘り、深く潜り始めた。
ジェイナの方もコーラル・スキッパーが接近してきた。頑丈な船体を使い、太陽に近づいたが、見つかってしまった。
ジェイセンは無事到着した。生物は適切に機能したが、下の方からユージャン・ヴォングたちが来てしまう。
ジェイナのほうは何もできず、無力感に陥っていたが、そこに<リジュヴェネイター>とXウイング中隊を率いたキップ、<ミレニアム・ファルコン> <ジェイズ・セーバー>がきた。
ジェイセンは逃げようとしたが、相手が彼を味方だと思い、誘ってきたおかげで助かった。それに従い、列に並んで行くとドームに着いた。そこにはミコがいた。そして、ダニもいた。はじめのうちジェイセンは気づかれなかったが、腰のライトセーバーがバレてしまう。そこでライトセーバーを起動し、闘い始めた。しかしミコは魂の抜け殻みたいに、何も動かなかった。
第23章
戦いは混戦状態になった。ユージャン・ヴォングにとって戦いで命を落とすのが最も名誉なことだという。大型のコーラルスキッパーの重力井戸でビームどころか、大型船も引っ張られ互いにぶつかり三隻が消えた。<リジュヴェネイター>にはコーラルスキッパーが無数に群がり、窮地に立ち始めていた。コーラルスキッパーは、ドロイドのように、ヤモスクで調整をされて動いていた。
ジェイセンは戦士たちを倒していた。ミサイル見たいな生物を投げられたりしていたが、ダニも参戦し、マスクを外すことで倒した。
<ファルコン>も<セイバー>もコーラルスキッパーに囲まれ、<リジュヴェネイター>に近づけずにいた。地表から火山の噴火口のようなものが持ち上がり、コーラルスキッパーのの溶岩ミサイルより大きなものが続けざまに発射された。<リジュヴェネイター>からの通信は艦長が最後に一声悲鳴をあげて消えて。
ジェイセンはまだ頑張って戦士と戦っていた。しかし、敵が3人いるとあって、苦戦していた。その時、ミコが敵のウーグリス・クローカーを剥がし始めた。そして水の中に落としたが、ミコも落ちてしまう。ミコもクローカーをつけてなく、凍るような水が彼の命をすいっていく。
残ったユージャン・ヴォングは仲間を助けようと身を乗り出すという間違いをしでかした。ジェイセンは見逃さず、そのエイリアンも殺した。ダニがミコを助けようとしたが、手遅れだった。ミコは死んでしまった。ジェイセンはダニを連れスタライス・シップに戻って行った。
<ミレニアム・ファルコン>と<ジェイズ・セーバー>のブリッジでは驚きと恐怖の声が響き渡った。スター・デストロイヤー級の<リジュヴェネイター>がやられてしまったのだ。最も威力のある戦艦が。新共和国軍のスターシップやクルーザーやガンシップは氷の惑星から離れ、デュブリリオンまで退却することになった。輸送船のジェイナはジェイセンが残っているといい、<セイバー>と<ファルコン>、ジェイナの乗った輸送船<メリー・マイナー>は惑星に向かった。コーラルスキッパーに囲まれながらどうにか出てきたジェイセンをつかみ、ハイパージャンプした。
第24章
ジェイセンは他の二隻が無事逃れたことを確認して、ようやく楽にできた。狭い箱の中で、ヌリスも外し、鼻の脇の接触点を押してウーグリス・クローかーも剥いだ。ダニも同じようなふうにクローカーを脱いだ。ダニは肩をわずかに上下させ、静かに泣いていた。
三隻は打ち合わせ通り、デュブリリオンのはるか手間でハイパースペースから出た。ルークが他の二隻に呼びかけ、戦いを分析し始めた。誰もが新共和国軍の艦隊がこの未知の敵にあれほど徹底的に叩きのめされたことに誰もがショックを受けていた。そこに他の人にとっては知らないダニの声が聞こえ、ダニは何があったのか詳しく話し始めた。ユージャン・ヴォングがこの銀河に入ってくるのを観測したこと、調査に出向いたこと、とられられた後のことを。その話から、戦いがヤモスクによって調整されていたから完璧に同調していたのだとわかった。そしてそれを滅ぼす必要があると結論に至った。しかし、単純に攻めるにはたくさんの軍が必要で無理だとわかり、他の方法を考えた。そこに、火口を閉じて凍らせればいいと呟き、アナキンがそれができると言った。惑星の周囲の蒸発を促進させれば、熱を奪い絶対零度にできると。そしてランドの持っているシールドシップでヤモスクのエネルギーを惑星に戻しすという方法をとることになった。デュブリリオン付近の惑星で彼らは乗り換え、ヘルスカから退却した他の船などとも合流した。ルークは他の多くの援軍を待って攻撃するべきか迷ったが、官僚主義に凝り固まった議員たちが速やかに行動できないだろうと判断し、この少ないメンバーで行くことにした。
彼らは全速で敗戦したばかりの戦場の端に戻った。惑星のすぐそば、ほぼ同時に到着するようにしたため、数機が爆発したりしてしまった。敵の戦闘機はまだ出てこなかった。シールド・シップはヘルスカの軌道に入り、早速仕事を始めた。
ダガラは敵が再び攻撃してきたという知らせを聞いて、最初のが囮で、今回が本隊ではないかと疑ったが、今回は取る足らないとわかり、戸惑った。敵の目的を読み違え、ヤモスクは大した心配をしなかった。
ルークはヘルスカの地表にXウイングで突入した。ルークは敵を攻撃しようとせず、とにかく回避し飛び続けた。センサーは地表の温度が下がり始めていることを示していた。
ジェイナは<ミレニアム・ファルコン>のエスコートを<ジェイズ・セーバー>でしていた。ジェイナはハンが素晴らしいパイロットであると実感した。しかし、<ファルコン>と離れ<セーバー>はたくさんの敵に囲まれていた。マラが敵を吹き飛ばしていたはずが、座席に沈み、がっくり頭を垂らしていた。ジェイナはマラに飛びついた。そのせいで敵の猛撃でエンジンがやられ、地表に向かって落ちて行った。
R2の計器は急に冷える気温で正常に動作できていなかった。ルークは一人でどうにか回避していた。その時、<ジェイズ・セーバー>がスピンしながら落ちてくるのが見えた。
ハンとレイアも<ジェイズ・セーバー>がくるくる回りながら大気圏に突入するのを見た。でも彼らにできることはなかった。
ルークはスロットルを全開にしシャトルの落下コースに向かった。シャトル内で制御しようとしているのが見えたが、無意味だった。ルークは速度を上げ、真下に反転させ到着した。そしてリパルサーを全開にした。ルークが見ると、<セーバー>は再び上昇していた。代わりにルークは高度を失い、落下して行った。それを直すのは簡単だが、周囲が突然変わった。蒸発していた気体が次の過程に入った。
コーラルスキッパーはどんどん増えていた。レイアとハンはマラの船が上昇してくるのを見て胸をなでおろしたが、シールド・シップが爆発してしまった。その時、コーラルスキッパーがヤモスクが凍った影響を受けて制御された動きをしなくなった。それを喜んだが、次は爆発の段階なのにルークが出てこなかった。ハンはあの時のアナキンと同じ立場に立たされていた。彼はみんながいるということを思い、退却を始めた。ヘルスカの地表は細い亀裂が入り、ばっくり割れ爆発した。そこに黒い1つの点、ルークのXウイングが全速で上昇してきていた。
第25章
凍りついたショックから治っていないR2は正常に声が出ていなかった。ヘルスカではヤモスクの調整を失い、逃げたコーラルスキッパーはキップの中隊などが狩り立てていた。ルークはマラの病がユージャン・ヴォングによってもたらされたのではないかと想像していた。
レイアは自室で荷造りをしていた。一度元老院を抜けたがユージャン・ヴォング侵略の阻止を訴えるため「レイア大使」となり、ヘルスカ星系を含むデュブリリオンとその付近のセクター、アウターリムの代表として戻ることになった。
ノム・アノアは遠く離れた惑星でプレトライト・ヴォングを見舞った禍を知った。そしてまた新たに、違うところで新共和国の敵意を高める活動を始めた。
第26章
<ミレニアム・ファルコン>はサーンピダルに戻ってきた。ブリッジにはチューバッカの思い出に浸り悲しむハンとレイアがいた。ハンはチューバッカとのいろいろな思い出が浮かんだ。ハンはこう思っていた。自分やレイア、チューバッカ、子供達、ルークやマラ、ランド、そしてドロイドたちの周りに何も起こらない、安全にずっと過ごすことができるシールドがあったと。しかしもうそれが弾けてしまった、と。
これで新たなる脅威は終わりです。次は暗黒の潮流を紹介します。