レジェンズ小説 バランス・ポイント 上
今回はバランス・ポイントの上巻を紹介します。
他作品はこちらから↓
https://captainrex.hatenablog.jp/archive/category/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E7%B4%B9%E4%BB%8B
作者は「バクラの休戦」なども書いたキャシー・タイアーズさん、訳はおなじみの富永和子さん。
この小説について
この小説は2001年1月20日発行、前作の「英雄の試練」などに続き、レジェンズ小説 ニュー・ジェダイ・オーダー・シリーズの 6作目、
原題は「Balance Point」、
時系列は26ABYです。
登場人物
今回も
• ルーク・スカイウォーカー
• レイア・オーガナ
• ハン・ソロ
•マラ・ジェイド
•ジェイナ・ソロ
• ジェイセン・ソロ
• アナキン・ソロ
• R2-D2
• C-3PO
たちスカイウォーカー ソロ 一家たちの主なメンバーなどが主役です
•ドローマ
•メッツァ
•ロマニー
たちリンも登場
•サヴォング・ラ (ウォーマスター)
•ノム・アノア
たちユージャン・ヴォング
•オルマク
•バスバカン
たちレイアのボディガードのノーグリ
•ヴィキ・セシュ 議員
•ランダ (難民となったハット)
たちが登場します。
表紙
上巻真ん中はハン・ソロ、左はXウイング。ハンの下はマラ・ジェイド、右はバクタ・タンクに入り治療を受けるジェイナ・ソロです。
下巻上は今回のメインの星であるデュロのデュロス。レイアが大きく描かれてルークとアナキン、その下には軌道都市をバックにジェイセンが描かれています。書いたのは他のソニー・マガジンズの小説と同じく、長野剛さんです。
内容
プロローグ
ジェイナはローグ中隊の一員として惑星カラーバからの撤退の護衛中、旗艦の爆発のすぐそばで巻き込まれ、機外脱出した。
1
デュロの地表にあるハンが責任者のリンたちの難民キャンプではジェイセンがジェイナの怪我を感じフォースでバランスが崩れるのを見た。
2
ハンたちは難民キャンプから星系外と連絡をしたが、取れずにファルコンからローグ中隊長のダークライターのオフィスに連絡を取った。オフィスからジェイナの怪我の報告を受け、回復まで時間がかかると報告を受けた。
レイアはデュロの別のゲートキャンプで、環境回復に取り組む科学者の大したことない報告を受けていた。彼女とハンは互いの場所を知らずにいた。
3
サヴォング・ラは戦艦〈サニュロック〉でノム・アノアに連絡を取り、デュロス信仰にあたりいけにえについての情報を受け取った。
4
コルサントで数人のジェダイが集まって状況を話していたところ、テクリからドームタウン付近の店で人間に化けたユージャン・ヴォングらしき人がいたと報告があった。マラとアナキンは2人で向かい、本当であることを確認した。
5
デュロのキャンプではオフィスからジェイナの回復まで、デュロに送るという連絡が届いた。
マラとアナキンはユージャン・ヴォングが店から出て帰るところを襲撃した。二人はどうにか気絶させ捕獲することに成功した。
6
新共和国情報部が捕虜を扱うことになり、科学者たちが集まっていた。しかし、大したことがわからないうちに自殺してしまった。
7
ジェイナは到着し、ハンとジェイセンたちは再会を喜んだ。双子は最近の起きたことを話した。
8
ハンの難民キャンプには、来るはずの貨物船が来ておらず、デュロス防衛軍に連絡を取ると積荷が他に回されたことが判明した。
サヴォング・ラにノム・アノアから連絡がきた。ノム・アノアはデュロスにジェダイが3人、レイア ジェイナ 臆病なジェイセンがあることが判明したと報告し、特別な有機物をハンのキャンプで試すことの了承を得た。
9
新共和国の上層部によるブリーフィングに参加したルークは一部からジェダイを非難されていた。
ルークとマラはデュロから帰ってきたばかりのトレシナ・ロビから報告を受けた。トレシナはセルコア(難民選別委員会)の委託を受けて物資を運ぶコーデュロ・シッピングが荷物を横取りし、軌道都市に蓄え推進機などを改造したという情報を集めていた。そして弟子が姿を消したことを報告した。
マラは家に帰り、自分が妊娠したことがわかった。ルークに話し、二人の秘密にすることに決めた。
二人はアナキンとともにデュロに向かうことにした。
10
ランダは他の人が眠る中、こっそり親に連絡を取り、ジェダイのことを告げる代わりに侵略を止める交渉がユージャン・ヴォングとできる可能性があると報告した。
レイアは科学者たちのチームの報告を受けていたが、相変わらず言い争いになっていた。
ジェイセンはシンスプラス製の軒下に穴を開けていた虫を見つけた。
双子たちはレイアの場所を探すため、セルコアに連絡を取り、ヴィキ・セシュに繋がった。一時間も連絡を取るのにかかったものの、何も聞かずに終わり、ジェイセンはパルパティーンみたいだといった。
11
サヴォング・ラにはセシュからも連絡がきた。彼女もジェイセンがデュロにいるのを報告した。
12
ジェイセンは何かを感じ、ジェイナに会いに行った。二人ともそれを感じていて、マイノックのようなものが建物をかじり、卵を産み付けてるのを見つけた。急いでハンに連絡を取り惑星の有害な空気から守るため、ゲートウェイに避難することにした。警報が鳴り、応援のクローラーにも乗り込み移動した。
13
ゲートウェイに到着したクローラーはハンたちは、スタッフとして到着したレイアと、久しぶり再会を果たした。
14
ハンたちは所持品を回収するため、32キャンプへ戻った。しかし、この前の生物による被害でデュロ固有のフェフツェ甲虫にリンたちが襲われかけていた。ジェイセンは別の場所でヴォーに襲いかかるフェフツェ甲虫を引き受け、使うのを控えていたフォースも使った。
翌日、レイアにコーデュロからの物資がなくなっている原因を突き止めるため、交渉に向かって欲しいとジェイセンは頼まれた。
ランダは自分の部屋へ入ると、ベッドの上にユージャン・ヴォングのヴィリップが置かれていた。ランダはそれを使い、サヴォング・ラと連絡を取りジェイセンを届けるよう命令された。ランダは管理ビルにいたセシュを見つけ、ユージャン・ヴォングのスパイがいると言い、レイアに報告するよう言われた。
セシュはサヴォング・ラに連絡を取り、裏切りを伝えた。
15
軌道都市ブブーロでは、クバーズに変装したルーク一行が到着した。R2は情報を集め、ハン一家が合流し、ジェイセンも同じブブーロにいることがわかった。ルークとアナキンははトレシナの弟子を探し、ジェイセンもある可能性があるコーデュロ・シッピングへ向かい、マラはクワッティに変装して町の人の様子を探りに出た。
16
ルークは物資が欲しいという名目で副社長と面会を果たした。そこにジェイセンも入ってきて、物資がなくなっていることについて交渉を始め、また話すためと別部屋に連れていかれた。
マラは話を聞いて回り、データポートから数ある通信の中にロマムールの軍事コードを見つけ、ノム・アノアが頭によぎった。
ジェイナはランダが持っていたヴィリップを見つけ、レイアに報告へ向かった。
だいぶ前回から時間が経ち、相変わらずなまとめ方ですが、上巻はここまでです