キャプテン・レックスのスター・ウォーズまとめブログ

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小説 アイソアへの侵攻 上

今回はアイソアへの侵攻の上巻を紹介します。

前回までの「暗黒の潮流」「新たなる脅威」はこちらから↓
https://captainrex.hatenablog.jp/archive/category/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E7%B4%B9%E4%BB%8B

作者は前作と同じマイケル・A・スタックポール。「新生ローグ中隊」なども手がけています。
そして訳はレジェンズ小説でおなじみ、富永和子さんです。

小説について
この小説は2000年発行のもので、前作の新たなる脅威、暗黒の潮流に続き、レジェンズ小説 ニュー・ジェダイ・オーダー・シリーズの 3作目、「暗黒の潮流」二部作の二作目です。
本国のタイトルは「Dark Tidel Ⅱ:Ruin」。
時系列は25ABYです。

登場人物
ルーク・スカイウォーカー
• レイア・オーガナ
ハン・ソロ
ジェイナ・ソロ
• ジェイセン・ソロ
• アナキン・ソロ
• マラ・ジェイド
たち家族とそのドロイド
R2-D2
C-3PO

• コラン・ホーン
• ガナー・リゾード(リソーディ)
• キップ・デュロン
• デシャラコア
たちジェダイなどのフォース感応者、
• ギャヴィン・ダークライター大佐
• トレイスト・クレフェイ提督
たち新共和国軍の人物や正史にも登場したばかりの
• ギラッド・ペレオン大提督

ボークス・フェイリャ議長
• エレゴス・アクラ議員
たち新共和国の議員、ユージャン・ヴォングの
• シャダオ・シャイ司令官
• デイン・リアン副官
などが登場します。

表紙
表紙はこちらもレジェンズ小説でおなじみの長野剛さんが書いており、作中では登場しなかったが原書にあったルクレハルク級ガンシップみたいなものを中心に左にルークの顔、右にエピソード4でカンティーナにいたとされていて、元最高司祭のアイソリアン、モモー・ネイドンが、手前には左からハンとレイアの子供達アナキン、ジェイセン、ジェイナとガナー・リソーディが描かれています。


内容
1.
ユージャン・ヴォングの司令官、シャダオ・シャイは生きている旗艦〈レガシー・オブ・トーメント〉(苦悩の遺産)にいた。
2.
マラとコランはルークに見守られながらライトセーバー・デュエルの訓練をしていた。コランはライトセーバーを一瞬切るという方法でマラに勝った。キップが来てジェダイが揃ったことをルークに伝えたが、ルークは明日改めて話をすると言う。キップの戦い主義にマラやコランは自分の気持ち腹を立てた。
3.
アナキンたち3人の子供はコルサントの自宅にいた。ジェイナはローグ中隊の仕事を楽しんでいた。アナキンはチューバッカをなくした苦しみを乗り越えられずにいた。そこにアナキンと同じくチューバッカをなくした苦しみから逃れられずにいたハンもきた。恐れ知らずのはずのハンも他の誰かを失うことを怖がっていた。
4.
レイアたちはコルサントの狭いブリーフィング・ルームで話をしていた。フェイリャはジェダイには新共和国の軍事行動に手を出して欲しくないと言う方針を伝えた。そしてレイアは帝国残党のいるバスティオンへ、エレゴスはてきを知る為に占領されたデュブリリオンに行くことになった。
5.
ルークは話し合いのためにジェダ集めた。彼らはキップやガナー、ワース、デシャラコアたちとマラやコラン、カム・ソルサーに分かれていた。防御と攻撃、その界について意見が分かれた。ルークは新共和国が防衛戦にジェダイが加わるのを支持してないと伝えた。そしてコランが共和国の軍人としガーキに潜入することになり、ジェイセン ガナーを補佐に、ノーグリの奇襲部隊をつけた。
6.
〈ラルルース〉の瞑想室にいたジェイセンの元にジェイナもきた。そして互いの無事を願いお茶を飲みに行った。そこにはたまたまコランもいた。ジェイナはコランを軍事として、ローグ中隊の先輩として敬語で話し、ジェイセンはジェダイとして今まで通り敬語を使わなかった。
7.
レイアはダニたちを連れて提督の首都のあるバスティオンに向かい、〈キメラ〉に迎えられた。そこで大提督として帝国をまとめているペレオンに迎えられた。レイアはユージャン・ヴォングの危険性を訴え、助けを求めた。ペレオンは力になることを約束した。
8.
アナキンは任務に旅立つジェダイたちのアクセスしたファイルを調べ、デシャラコアがデス・スターやサン・クラッシャーなど超兵器について調べたことがわかった。ルーク、マラ、アナキンたちはドッキング・ベイに向かいデシャラコアを見かけた男を見つけた。デシャラコアがヴォーテックスに向かったと予想し向かうことにした。
9.
ユージャン・ヴォングの司令官、シャダオ・シャイはデュブリリオンの水族館にオフィスを置いていた。エレゴスはそこに連れられてきていた。エレゴスは話し合いを持ちかけ、いろいろ学ぶことになった。
10.
コランたちはガーキに潜入する〈ロスト・ホープ〉の中の〈ベスト・チャンス〉に乗り込んだ。〈ホープ〉は爆破させ、失敗したと見せかけ破片と一緒に〈チャンス〉が潜入すると言う作戦だった。
ローグ中隊のエスコートでガーキに向かい、どうにか潜り込んだがジェイナたち他の人々は知らされていなかった。
11.
ルークたちはコランの妻、ミラックスの〈パルサー・スケート〉でヴォーテックスについた。ヴォーテックスは昔船を故障させられたせいでアクバーが塔に衝突してしまったと言う事故があった。その塔に探していた女性キウイ・ズークスはいた。彼女は数々の超兵器を開発したが、キップに記憶を消されていた。
12.
ヴォーテックスではアナキンたちは留守を頼まれ、話をしていた。
ペレオンはモフたちを相手に話をしていた。モフたちは新共和国への援助の反対派が多かった。「帝国を滅ぼさなければ、皇帝があっという間に対峙していたから取るに足らなかっただろう」と言う意見もあった。ペレオンは大提督として予備軍も動員して援助すると宣言した。
13.
ジェイナは隊長に呼び出されてギャヴィンさえも計画を知らなかったと告げられた。それによってこの戦争はローグ中隊やジェダイだからと特別扱いするゆとりがないと言うのを認識させた。
〈ラルルースト〉はサーンピダルに着き偵察任務を行った。そこではとても巨大な何かがあったが調査を優先した。
14.
コランたちは〈ホープ〉の墜落現場から離れた場所に〈チャンス〉を泊め、現地のレジスタンスと合流した。ユージャン・ヴォングはここで奴隷を育て改造し兵士として訓練していた。コランはそ数人をかっさらうことにした。
15.
リアンはシャダオ・シャイがエレゴスと親しくしているのに反対し、逃げ出すのを恐れていた。。しかしシャダオ・シャイは心配していなかった。
16.
ルークは船に戻りアナキンたちと話した結果、帝国時代の情報が残ってる惑星ガロスⅣに向かったと予想し向かうことになった。R2-D2とミラックスのアストロメクのコース計算で記録的な速さで到着した。そしてまアナキンたちはた留守を頼まれたが出かけてしまった。コルサントのドッキング・ベイで拾ったチャルコはコツを得ていて様々なことを調べた。カンティーナで休憩をとったアナキンはデシャラコアの幻影に騙され捕まってしまった。
17.
ガーキのレジスタンス軍たちはユージャン・ヴォングの練習場に潜り込んでタイミングをうかがっていた。そして攻撃を開始し始めた。ジェダイライトセーバーとその他のブラスター対トカゲみたいな奴隷兵士と改良された奴隷、ユージャン・ヴォングの戦士との戦いが起きた。
18.
大学につき情報集めを始めようとしたルークたちのところにデシャラコアから連絡がありアナキンと引き換えにデータを要求された。ルークたちは偽のファイルを作り誤魔化すことにした。
アナキンは捕まり両手は縛られていた。そこにチャルコがフォースの効かないバブルを作り出せるイサラミリを連れてきたが、皮だけで意味がなく捕まってしまう。しかし彼が持ってきたブラスターでデシャラコアを気絶させることに成功した。
19.
ジェイセンは2人を気絶させ逃げ出そうとした。そこにコーラルスキッパーが現れたがプラズマ砲の出口を塞ぎ破壊に成功した。
植物園の中の方に逃げ込んだがユージャン・ヴォングに追われていた。敵の司令官は決闘を挑んできてコランのガナーが、その前にノーグリが戦うことになった。ノーグリはやられてしまい、ガナーも顔を切られてしまった。コランが次に戦おうとしたがそこにあった木の花粉が元でユージャン・ヴォングの装甲服がアレルギーを起こした。コランたちはそれを隠すために森に火をつけた


上巻はこんな感じです。
下巻の紹介もするのでそちらもお願いします。


追記
下巻
https://captainrex.hatenablog.jp/entry/2019/01/04/111545