キャプテン・レックスのスター・ウォーズまとめブログ

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レジェンズ小説 復活

今回は復活を紹介します。

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他作品はこちらから↓

https://captainrex.hatenablog.jp/archive/category/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E7%B4%B9%E4%BB%8B

 

作者はグレッグ・キイズさん、訳はおなじみの富永和子さん。

 

この小説について

この小説は2001年10月20日発行、前作の「征服」などに続き、レジェンズ小説 ニュー・ジェダイ・オーダー・シリーズの 8作目、

原題は「Edge of Victory Ⅱ : Rebirth」、前巻との2部作です。

時系列は26ABY。

 

登場人物

今回も
ルーク・スカイウォーカー

•マラ・ジェイド

•レイア・オーガナ・ソロ

ハン・ソロ

ジェイナ・ソロ
• ジェイセン・ソロ
• アナキン・ソロ
R2-D2
C-3PO

たちスカイウォーカー ソロ 家のジェダイたちに加え、前回活躍のなかったソロ夫婦も活躍します!

 

•コラン・ホーン

•ターヒリ・ヴェイラ

の前作にも登場したジェダイたち、

•キップ・デュロン

も登場です。

 

•ランド・カルリジアン

•タロン・カード

•シェイダ・デュカル

•ブースター・テリック

•ミラックス・テリック・ホーン

たちルークと親交の深い(元)密輸業者に加え、

•シャロ

というハンの知り合いでタトゥイーンでハットの組織を受け継いだ男も登場します。

 

新共和国側は

•ボースク・フェイリャ

•ギャヴィン・ダークライター

•トレイスト・クレフェイ

に加え、あの

•ウェッジ・アンティリーズも登場です!

 

そしてユージャン・ヴォング側

前作までに登場していた

•ネン・イェム

•サヴォング・ラ

•ノム・アノア

•ヴァーゲア

ケイ・クワード

に加え、最後はある人物も登場です。

 

表紙

上巻は前作でクリスタルを入れ調整し直したライトセーバー を構えるアナキンとターヒリ、マラ、ルークが。

下巻はハンとレイア、ランドに黒塗りの〈ファルコン〉、C-3POR2-D2 コンビ、見慣れない人多いかもしれませんが、今回舞台の一つとなる惑星ヤグデュルのギヴィン種族も描かれています。

両方の後ろに描かれているのはユージャン・ヴォングのワールドシップと攻撃するXウイングとAウイングです。

 

内容

今回も前回同様、上下まとめて一回の記事です。

第1部

マラとルークはコルサントのビーチで休暇を取っていた。食事をしている時、ジェダイでもあり新共和国の戦略家としても活躍しているケンス・ハムナーがボースク・フェイリャが逮捕状を出したと伝えられた。

 

アナキンは〈エラント・ヴェンチャー〉の中でユージャン・ヴォングの動きをするドロイドを作りそれを相手に訓練していた。コランはそこに来て、買い出しに行くのを誘った。そして、ターヒリもついていくことになった。

 

ジェイセンと両親、ドロイドたちの乗った〈ファルコン〉はユージャン・ヴォングの戦艦にハイパー・ジャンプから無理やり引き出された。捕虜として捕まえるために遣わされたコーラルスキッパーと戦士をかろうじて倒した。

 

シェイパーのネン・イェムは老いて死にかけているワールドシップ、〈バーヌ・ミアー〉に配属された。彼女は病んだ脳を治すため、異端の技を使うことにした。

 

(以下、話をまとめるため章順が変わることがあります)

 

ルークたちはハムナーから詳しく話を聞き、ヤヴィンⅣの件でも不利にあることから、対策を考えていたところ、マラが急に倒れた。倒れた原因は以前ヴァーゲアからもらった涙の代わりに創り出した薬のせいだった。夫婦は医者を務めるジェダイのシルガルを伴い、コルサントを出ることにした。

ジェイナはコルサントの空をXウイングに乗り飛んでいた。夫婦たちの乗った〈ジェイド・シャドウ〉は合流し、コルサント惑星保安部を振り切りコルサントから離れた。ジャンプする前、ローグ中隊がルークに支持を伝え、ジェイナにルークの助けを頼んだ。

 

〈ファルコン〉はハンの機転でかろうじて攻撃を逃れ、モー星団に建てた秘密の基地へ向かった。ランドと再会し、ハットなど地下組織のリーダーを務める数人と会合をし、地下組織と情報ネットワークをつなげ、ジェダイが比較的安全に移動できるネットワークを作る計画を話し合った。

 

ネン・イェムのいるワールドシップでは、船体が裂け、人も死んでいた。

 

コルサントから何光年も離れた場所で、ルークはジェイナに話し合いのためキップを見つけ出してきてほしいと頼んだ。

 

 

第2部

コランたち

買い出しにきた3人は、エリアドゥに到着した。子供達2人は留守を任されたが、ジェダイが危険にあってるのを感じ、飛び出した。そのジェダイはローディアンでケルビス・ヌーだった。ピース・ブリゲイドに攻撃されていて、ついたときに「ヤグデュル」と言い残し生き絶えてしまった。2人は保安部に捕まってしまった。

エリアドゥの尋問室ではアナキンが捕らえられていた。アナキンに危害が加えられそうになったとき、ターヒリが現れ、2人でライトセーバーも見つけ出し宇宙港まで逃げた。コランと船で合流し、コアワールドへ向けジャンプした。この出来事でアナキンたちはコランから叱責を受けた。アナキンはヤグデュルに進路を打ち込んでおり、到着したもののそこは小惑星帯並みのユージャン・ヴォングの艦隊の中に飛び出した。

コランたちは与圧服を着て、船外に脱出したが、3人が降りた場所は小惑星ではなく船だと判明した。

コランたちは船体を切り取り、中に潜入した。3人は戦士たちを殺し、残りを捕虜に取り制御室も乗っ取った。この船のジャンプ先は“われわれの鉤づめのえじきとなり、栄光をもたらす次の獲物”みたいな意味で、ヤグデュルだと思われた。

 

ジェイナたち

ジェイナはキップのいるサーンピダル星系の第四惑星に到着した。ルークからの伝言を伝えて会うことにしたが、頼みごとをされた。キップはジェイナにユージャン・ヴォングのデス・スター規模の船が重力を使い超遠距離の太陽からエネルギーを引っ張っているのを見せた。

ジェイナとキップは情報をローグ中隊長のダークライターに届けるために向かい、キップの中隊の他のメンバーは別の隠れ家へ向かった。

 

〈ファルコン〉

ハイパースペースから飛び出た〈ファルコン〉は貨物船を見つけた。ハンはユージャン・ヴォングに占領された領域で、その船が明らかに密輸に適していないことから、ユージャン・ヴォングに物資を運んでいると予想し、そのエスコートが現れたことで正しいと証明された。

〈ファルコン〉ではユージャン・ヴォングのエスコート船を破壊し、貨物線と向かい合った。ハンは〈プリンセス・オブ・ブラッド''冷血プリンセス''〉と名乗った。乗船し、“私拿捕”を行い、ユージャン・ヴォングの見張りも殺したがジェイセンは反対だった。

 

ネン・イェム

ネン・イェムはクワードのマスターに連絡を取り、知識を求めたが無駄足に終わった。しかしすぐに連絡があり、マスターを送ると言われた。

ネン・イェムの元に来たのはケイ・クワードという不恰好な老いたマスターだった。彼は完璧なグルッチンを作るように命じた。ネン・イェムはこのマスター・シェイパーを殺すことを考え始めた。

 

 

第3部

〈ファルコン〉

〈ファルコン〉はモーに戻ったが、ジェイセンは一人で拿捕したBウイングの手入れをして話をしなかった。レイアが父との仲を取り持つため彼の元へ現れたが、ジェイセンはすでに親の元に残ることを決めていた。彼らは貨物線の船長から次の船が2.3日後に来ることを聞き出した。

〈ファルコン〉のクルーはタトゥイーンに降りハットの跡を継ぎ組織を率いる旧友シャロと会った。彼に奴隷輸送を問い詰めたが、大したことを聞けないまま援軍が現れた。

ソロたちはシャロの話から次の輸送船を待ち構えたが、出てきた船にはユージャン・ヴォングの大型戦艦2隻がエスコートについていた。これは罠だった。

 

コランたち

コランたちは捕虜のシェイムド・ワンの手助けで指揮官に偽の報告をし、その場しのぎをした。そのシェイムド・ワンはターヒリに関する噂を知っていた。そしてヤグデュルにも古い通信カードを使い送信したが、ユージャン・ヴォングの言葉で返信がきた。

コランたちはユージャン・ヴォングの司令官になりすまし、惑星にいるスパイと連絡を取り、防衛グリッドの破壊工作の予定を知った。コランたちは気がつかれるため、会えて軍事ステーションへ向かった。案の定、防衛軍の迎えに会えた。

 

コランたちはステーションに連れて行かれ、全てを話した。ギヴィンに応戦をするよう勧め、捕虜ではないが部屋に留まるよう促された。

 

ジェイナたち

ジェイナ、キップ、ダークライターに加え、将軍となっているウェッジがシャンドリラにあるダークライターの妻の親戚の牧場に集まった。ウェッジはキップのことを嫌っていたが、軍人二人はキップの映像を見て攻撃を決め、正式に共和国に伝えずクレフェイ提督に知らせ助けを得ることにした。その後、ジェイナは一人で瞑想しているところ、キップが現れ弟子にしたいと申し出た。

4人はクレフェイ提督に情報を持ち寄り、協力を取り付けた。インターディクターで重力場を操り、潜入の穴を開け、中隊で飛び込み後から艦隊で向かう作戦を立てた。

 

ユージャン・ヴォング

ファルコンから逃げて以来、行方不明となっていたヴァーゲアはウォーマスターに謁見し、ファルコンとその乗員について、彼の狙うジェイセン・ソロが乗っていると教えた。

 

ネン・イェム

ネン・イェムの元ではマスター・ケイ・クワードによりグルッチンを育てる作業が進まされていた。その間にも、船の状態は悪くなっていたが、マスターには取り合ってもらえず、殺す試みを考えた。

ケイ・クワードはネン・イェムに知識を得られるヴィリップを持ってくるよう行った。

 

 

第4部

ジェイナ

ジェイナはローグ11として宇宙戦に復活した。

ジェイナは戦闘中プラズマを浴び、エンジンが切れた。その間、ユージャン・ヴォングの巨大な船は爆破し、クレフェイ提督の艦隊も現れた。

ジェイナは戦線に復帰し、戦闘機に乗り込み参加しにきたウェッジとともにスキップを撃ち落とした。しかし、ジェイナはプラズマに撃たれ、エンジンの停止を余儀なくされた。その船の中でジェイナは敵の兵器を眺め、あることを発見した。

 

ジェイナは戻ってきたキップに平手打ちを食らわせた。あれは超兵器ではなかった。強力なドヴィン・ベイサルはなく、数百のドヴィン・ベイサルで道を作り太陽からエネルギーを引いているのだった。そして、そのもの自体は巨大なワールド・シップであった。

翌日、彼女は〈エラント・ヴァンチャー〉を探しに旅だった。

 

 

〈ファルコン〉

インターディクター艦の側面を飛びながら、ハンは漂う液体水素を見つけた。敵のウォーマスター・サヴォング・ラからのジェイセンを差し出せと言うのを無視し、空の脱出ポッドを出し、船で押した。そして、離れながら液体水素が広がるのを待ち、それに向け震動ミサイルを発射した。

液体水素の雲は、インターディクター艦を包み込み、燃え広がった。そして、カードたちとともに戦場を後にした。

〈ファルコン〉では修理をしながら、ジェイセンはレイアに先ほどのことを説明した。爆発を起こさせ、そのエネルギーをドヴィン・ベイサルで吸わせることで負荷をかけ停止させていた。液体水素の加減がうまく行ったことで完璧であり、今後の作戦としては無理であった。

 

 

コラン

3人は部屋につき、アナキンはユージャン・ヴォングの存在を感じていた。そこにギヴィンが現れ、司令室に連れて行かれた。3人は与圧スーツを着るため移動することになった。

案内に従いついて行った先には、ユージャン・ヴォングの戦士が待ち構えていた。それは案内してきたのが、ノム・アノアだった。アナキンはユージャン・ヴォングが名誉を重視することから決闘を挑み、逃げ道を作りながら敵の舞台の司令官を殺した。与圧スーツのある部屋へ向かったが、すでに空気がなくなり始めており、コランがスーツを探す中、アナキンとターヒリはロッカーに閉じこもった。

二人はその中でキスをした。そこにコランがスーツを持って現れたが、フォースでバレていた。

アナキンたちはドックで船を見つけ、乗り込んだ。ギヴィンの船で操縦法なども変わっていたが、仕組みを理解しコランは操縦できた。逃げ惑っていたが、ユージャン・ヴォングの艦隊が急に引き上げて行った。

 

 

〈エラント・ヴァンチャー〉

ルークはマラにフォースを送り、彼女を支えた。3人はフォースで繋がった。

 

帰ってきたアナキンはマラの痛みを感じ、医務室へ走った。ちょうどそこに、マラとルークの子供が生まれた。名前は「ベン」。

 

 

ネン・イェム

彼女は知識の海に浸り、知識の中心へと向かった。脳が死すべき定めにあることも理解し、さらに深く行こうとした。マスターたちですら禁じららている第八皮膚に到達したが、見た瞬間意識を失った。

目を覚ました彼女の元にはあのマスター・ケイ・クワードがいた。彼はネン・イェムに、「あの方」に会いに行くために支度しろと言った。

 

ネン・イェムが連れていかれた先は、最高指導者、シムラノム玉座の間だった。そしてケイ・クワードはシムラの道化師のシェイムド・ワン、オニミだった。シムラは彼女に異端の技も使い新たな知識を生むよう命じた。

 

 

 

エピローグ

コルサントのボースク・フェイリャの通信で逮捕の命令解除を知った。フェイリャも〈ヴァンチャー〉に戻ってきたみんなも全員がベンの誕生を祝った。

 

 

次回は猟獣。ジェダイ・キラーが現れます。

少し時間経つと思いますが、次回もお楽しみに!