キャプテン・レックスのスター・ウォーズまとめブログ

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小説 ジェダイの失墜 上

今回はジェダイの失墜の上巻の内容を紹介します。

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前作等ははこちらから↓

https://captainrex.hatenablog.jp/archive/category/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E7%B4%B9%E4%BB%8B

 

作者は前作の「英雄の試練」と同じくジェームズ・ルシーノさん、訳はおなじみの富永和子さん。

 

この小説について

この小説は2000年12月20日発行、前作の「ジェダイの失墜」などに続き、レジェンズ小説 ニュー・ジェダイ・オーダー・シリーズの 5作目、前作と合わせ「Agents of Chaos(混沌の使者たち)」二部作です。

原題は「Agents of Chaos Ⅱ:Vector Prime」、

時系列は25ABYです。

 

登場人物

今回も
ルーク・スカイウォーカー
• レイア・オーガナ
ハン・ソロ
• ジェイセン・ソロ
• アナキン・ソロ
R2-D2
C-3PO

• ドローマ

たちスカイウォーカー ソロ 一家たちの主なメンバーなどが主役ですがジェイナ は少しだけ、マラは言及でしかは出てきません

 

他に

ハットの

・ボーガ (一族の支配者)

・ランダ (ボーガの息子)

ユージャン・ヴォングの

・ナス・チョウカ (最高司令官)

・マリク・カー (司令官)

・チン=カル (戦艦の艦長)

・ノム・アノア (スパイなどもするエグゼクター)

などやスピンオフに詳しい方なら知っているであろう

・プリンス・イソルダー (ヘイパンのプリンス)

・スラッカン・サル=ソロ (ハンのいとこ)

・マーチャ (コレリアの総督)

・エブリヒム (マーチャの甥、昔ソロ三兄弟の家庭教師をした)

・タラン・カード (ルークたちに協力する元密輸業者の情報ブローカー)

・ロア (ハンの旧友)

たちも登場します。

 

表紙

後列左より、ボーガ ランダ ガデューラ・ザ・ヤンガーたちハット、ユージャン・ヴォングの総司令官サヴォング・ラ、イソルダーのヘイパン艦隊

前列左よりルーク レイア 愛銃DL-44を構えるハン ドローマ アナキン ジェイセンら

炎の中を勇ましく進むAT-ATが描かれています。

描いたのは日本の誇る画家、長野剛さんです。

 

内容

1.

惑星ジンディンはユージャン・ヴォングに襲われ新共和国大使館に人々が避難しようと押し寄せてきていた。レイアはその大使館の中で「SELCORE(元老院民選別委員会)」のメンバーとして恐怖に駆られた人々をシャトルに分配していた。ジェダイのワース・スキダーが戦場から現れたものの、避難しろとのこと命令を無視し戻っていった。レイアは最後のシャトルに乗り込み、近くにいたリンを数人乗せて飛び立った。

2.

レイアの乗ったシャトルはユージャン・ヴォングの攻撃を受けながら新共和国軍の輸送船に回収された。レイアはリンのところへ行き、ハンとともに行動するドローマというリンの名前が聞こえたことについて聞いた。ドローマの甥が答え、オード・マンテルで別れドローマの妹ともジンディンで別れたと告げた。レイアの乗る船は攻撃されながらもハイパースペースへ突入した。

ジンディンに残ったワース・スキダーはレイアの船が脱出したのを見届け、ユージャン・ヴォングに潜入するためジェダイであることを示すものを捨て、逃げ惑う人々、リンたちの間に混じった。

3.

ハンとドローマは〈ミレニアム・ファルコン〉を黒いつや消し塗料で塗り、ウィークウェイの故郷の惑星スルーリアへドローマの家族を探すために向かうことにした。

コルサントの新共和国防衛軍戦略室ではジンディン陥落が知らされた。12人の司令官らはその後、ブランド准将からヘイピーズ・コンソーティアムに協力を要請するためにレイアを大使として派遣するという話と、ユージャン・ヴォングをコレリア星系に誘い込み、センターポイント・ステーションという星をも破壊できる重力異常を発生させられる建造物でユージャン・ヴォングを壊滅させようという計画を話した。戦略を決めるための諮問評議会では反対するフェイリャ元首と票が拮抗するため、新メンバーのヴィキ・セシュに接触することにした。

4.

ノム・アノアはマリク・カーを伴いナル・ハッタのハットの宮殿に訪れ、ハットの代表ボーガと話した。ハットは惑星をいくつか差し出す代わりに、ローディア ライロス タトゥイーン ケッセル等に立ち入らないことを提示した。そして捕虜やいけにえの輸送を変わる代わり、スパイスの輸送を邪魔せず、ティナ ボサン コレリア等との取引を取りやめるべきだと教えてもらった。

ボーガの元にハットの長老らが集まり共和国が情報を求め近づくのを待つことを決めた。

5.

レイアは輸送船で本来の難民受入れ先から拒否の連絡を受け、違う場所からも拒否され、ルーアンが受け入れてくれると教えれた。その後、〈ファルコン〉のハンから連絡を受けた。ハンはドローマのために家族を探していることを言い、レイアはジンディンで彼の家族を見つけたことを報告した。レイアはヘイピーズへ向かうこと、アナキンたちがコレリアに送っていいかと報告を受けたことも伝えた。

ジンディンの捕虜たちはチン=カルの艦に乗せられ、崇高な目的のために選ばれたと伝えられた。ワースはオード・マンテルで捕虜にされていたハンの旧友、ロアとファスゴと出会った。崇高な目的とは、ユージャン・ヴォングの艦隊をまとめる脳の働きをする生物、ヤモスクのためだった。

6.

ルークはヤヴィン4の霧の中でタロン・カードと雑談をしたいた。二人はジェイセンとアナキンがセンターポイントの目的について言い争っていた。ジェイセンはアナキンとともにコレリアへ向かうことにした。カードはハットのスパイスが3つの惑星に流れていないことを話しユージャン・ヴォングが関わるっているだろうと話した。カードはジェダイの印象があまり良くないことを持ち出し、共和国からの信頼を取り戻すことを提案した。ルークは人々を助けるためなら賛成だと判断し、ガナー キップらがスパイス業者へ話を聞きに行くことになった。

7.

難民となったリンたちはルーアンにつき、他のリンと同じところへ案内された。そこには同じような境遇の仲間がいた。

ワースはロアやジンディンで出会ったリンのサーファたちとヤモスクのマッサージをさせられていた。チン=カルから船の推進力を与える生物、ドヴィン・ベイサルの命を守ろうとすることで戦いを調整し、ヤモスクの色でマッサージ努力度がわかることが言われ、早いスピードでマッサージをさせられた。その後ヤモスクはワースに馴染み始めた。

8.

ヘイピーズのロイヤル・ホールでレイアは代表者たちにユージャン・ヴォングの脅威を、新共和国への協力を呼びかけた。

レイアはその後ここの代表たちと話をし、セイン執行官から失礼態度を取られた。それにイソルダーが激昂して殴りかかり、後日改めて決闘が行われることになった。

9.

ハンとドローマの乗る〈ファルコン〉はユージャン・ヴォングの戦闘機、コーラルスキッパーの攻撃を受けていた。ソロのツキのおかげで攻撃をかわし、修理のためにとある星にルートをとった。

コルサントのヴィキ・セシュの新しいオフィスにはブランド准将が訪れた。ブランドはコレリアを罠として仕掛けるためにボサウイ防衛に票を頼み、在コルサント総領事のハットに連絡を取るよう頼んだ。

10.

ライロスの軌道の貨物船にタロン・カードらは到着した。カードはスパイスの輸送をユージャン・ヴォングの標的とされる場所に委託し、拒否されることで予測した。相手方のボスのクレヴ・ボンバーサが現れ裏でハットがユージャン・ヴォングとつながっていることを確認した。

ヤモスクの船では、ハットのランダと取り巻きが到着した。ランダはリンを発見し、占いなどをさせるため呼び出した。

11.

ヘイパンではイソルダーとセイン大使の決闘を見守るため人々が集まった。イソルダーが勝ったらセインはレイアに謝罪し共和国援助を違うこと、負けたらヘイピーズの援助を取りやめることを約束し素手で闘うことになった。激しい攻防戦の末、イソルダーに点が入りセインはレイアに謝罪した。

12.

ルーアンのリンたちは本部に呼び出され、博物館で生きた展示品として働く道を与えられた。しかし拒否しキャンプに戻った。そこに2人の人間が現れ、書類を偽装すればほかの星に連れて行けるといい、リンは引き受けた。

ハンたちはスルーリアに到着し、修理に必要な部品、ルーアンから一部の難民がユージャン・ヴォングに襲われる惑星に運ばれるという情報を手に入れた。

13.

ヤモスク船ではリンたちがハットの元から帰ってきた。スキダーはリンが占いさせられたというのを聞き、次はまもなく裏切られる、生贄にされると占うように言った。そして彼自身がヤモスクにランダが裏切ると吹き込む予定だと言った。そしてジェダイであると打ち明けた。

コルサントのハット総領事館では撤去の準備に急いでいた。ヴィキ・セシュはそこに訪れ、ボーガにコレリアが無防備で攻撃を望んでいる、だが仕掛けがあると伝える大使のゴルガに頼んだ。

14.

ルーアンのリンたちは集まり、完成した偽装書類を渡した。

ヤモスク船のリンも、スキダーの言ったことをランダに占い、帰ってきた。スキダーはヤモスクに接触しランダの裏切りを吹き込んだ。ヤモスクは暴れだし、ユージャン・ヴォングの司令官はスキダーの正体をジェダイだと見破った。

15.

ユージャン・ヴォングの戦艦〈ヤムカ〉では新たにきた最高司令官ナス・チョウカを歓迎する行事が盛大に行われた。4人の戦士を功績を称えられ司令官に昇格させ、いけにえをささげる準備を始めた。

16.

惑星ティナはユージャン・ヴォングに攻撃され陥落、特殊生物のせいで水の成分が変わった。新共和国のステレスで情報部のカレンダ、ショーウォルター、情報提供者のカードはそれを見ていた。

ユージャン・ヴォングの司令官ナス・チョウカとマリク・カーはウォーマスター、サヴォング・ラと通信をしティナの占領とドヴィン・ベイサルの発育のために水が役に立ち原住種族も役に立つと報告した。ティナ占領によりハットを信じさせられたこと、コレリアに罠が仕掛けられていると伝えられたことも報告した。

 

 

相変わらずまとめるのがうまくできてないですが上巻はここまでです。下巻ではあのセンターポイント・ステーションが登場、あのヘイパン大艦隊も登場します。コレリア3部作のキャラクターも登場、ファルコンも活躍します!お楽しみに

 

下巻はこちらから↓

https://captainrex.hatenablog.jp/entry/2019/04/23/130046